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三鷹の家:個性ある生活の器をシンプルな形にまとめた住まい

概要


武蔵野台地の平坦な住宅地の中に立つ、建坪20坪、延38坪のほぼ総二階建ての4人家族のための住宅です。周囲には平屋もおおいため建物の高さをなるべく低く押さえ、屋根の勾配も緩くして、町に溶け込むように配慮した住まいです。

様々な趣味を持ち、忙しく過ごす家族が快適に暮らせるように、納得がいくまで打合せを重ね、シンプルな形にまとめました。

収納の充実


快適な暮らしのためのポイントの一つは、収納が充実していること。具体的には、必要なものが必要なところにあって、使う時に取り出しやすく、使い終わった時に片付けやすいスペースが用意されていることです。

例えば食事をする場所には、トースター、食卓用調味料、お取り皿、スプーン、箸、グラスなどが納まり飾り物もできるように、棚+カウンター+飾り棚を設けました。カウンターの向こうは対面式のキッチンで、料理の持ち運びがしやすく、居間食堂を通して南の庭を見ながら台所仕事が出来ます。

趣味の音楽のために、居間の一角にピアノ置場(電子ピアノ)を設け、その上には楽譜棚を設置。棚下には演奏の時に楽譜を照らす照明があります。

居間から入った奥の一角にはFAX電話器を置くスペースと、家庭事務用品の収納場所があります。

電話コーナーから続く書庫の中には造り付の机があり、パソコンを置いて作業が出来るようになっています。その足元には宅内LANのための機器を置く棚があり、ここを起点に宅内LANの配線が設置されています。

洗面所の化粧品、シャンプーのストック等はカウンター下の収納と鏡裏の収納に納めます。この収納は家具屋さんが製作したもので、80cm幅の鏡が左右にスライドして、鏡裏に収納できるようになっています。
鏡上の収納はカバー付の細いタイプの蛍光灯を電気屋さんに取り付けてもらいました。

2階ホールの洗面コーナーの収納にも鏡扉が付いています。

台所のそばには階段下の空間を利用した台所納戸があり、勝手口で外につながっています。ここには様々なストックの食材や、生協の個別宅配の食材等を置くことができます。
階段の蹴込み部分に合わせガラスを入れて階段室から明かりを取り入れられるようにしています。

多摩産材の利用


この住まいでは柱・梁などの構造材、垂木・根太などの目に見えない下地材、床・壁・天井に張る板の仕上材などほぼ全部の木材に多摩産材を使用しています。多摩産材を使用する際、構造材の乾燥期間を確保するためには工事契約の前から材料を発注する必要があるため、構造材については建て主と製材所が直接取引をして購入しています。建て主と製材所が直接取引して顔が見える関係になることにより、いくつかのメリットが生まれます。

その一つは価格の割りに質のよい材料が手に入りやすいこと。製材所の社長は、建て主と顔が見える関係になることで「この建て主のためなら」「おかしな材料は出せない」と材料選びに力が入ると話していました。その言葉通り、化粧で見える柱や梁はとても綺麗な材料が入りましたし、床板や天井板なども素晴らしい材料を使うことが出来ました。

建物概要
●基本情報
種別 新築
工法・規模 木造軸組工法・2階建て
建築面積 157.45m2(47.53坪)
延床面積 211.70m2(63.91坪)
●主な外部仕上げ
外壁 リシン掻き落とし仕上げ
屋根 ガルバリウム鋼板瓦棒葺き
●主な内部仕上げ
桧の無垢板(多摩産材)
居室の壁:土佐漆喰、珪藻土入り漆喰、土佐和紙
納戸、押入の壁:杉板
天井 土佐和紙


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